大型連休の前半最終日の30日、東京都内は夏を思わせる暑さとなり、練馬区の遊園地「としまえん」では多くの人がプールに設けられた釣り堀で釣りを楽しむ姿が見られました。
JR各社によりますと、30日の日中は目立った混雑はありませんでした。Uターンラッシュは下りが5月3日、上りが5日がピークとなる見通しです。JR東京駅の新幹線ホームでは、子どもたちが「おじいちゃん、おばあちゃんの家に行った。楽しかった」「もっと休みが続いてほしい」「ゴールデンウイーク大好き」などと話していました。
一方、都内の行楽地はにぎわいを見せました。27.4℃を記録して夏日となった練馬区のとしまえんでは、夏場には大人気のプールが釣り堀に変身していて、本格的な釣りが楽しめると、家族連れや若者を中心に多くの客でにぎわいました。としまえんは流れるプールや巨大なウオータースライダーなど都内でも屈指の人気を誇るプールで有名ですが、泳ぐ場所としての営業は夏の期間だけとなっています。毎年、秋からゴールデンウイーク過ぎまでは釣り堀へと姿を変え、人気を集めています。
訪れた人は「魚釣り、楽しかったです」「釣り最高です。ことしの夏は釣りですね」「近場で釣りができる所がなかなかないので、毎週末のように通える場所にあってありがたい。楽しい」などと話していました。釣った魚はその場で塩焼きにでき、訪れた人たちは釣った魚を堪能して大満足の様子でした。
大型連休の後半は行楽日和が続く見込みで、行楽地は連休最後までにぎわいそうです。