長良川の秋鯉に挑戦―背割り提・隠れ乱杭

令和4年11月2日の夕方、私は長良川の背割り提のT字型乱杭と長乱杭の間に竿を構えました。
この上流のT字型乱杭では10年以上前に90cmオーバーを上げたことがありますが、それ以来実に久しぶりの挑戦です。
 実は、10日後に行われる濃尾地方の合同釣行会の下見で入ったのです。
今回は、掛かった獲物が乱杭に駆け込まれないよう、乱杭の中間に竿を構え、竿立てにアングルを使用し、竿を立ててドラグを締めこんでアタリを待つスタイルです。
 この一帯はカワヒバリガイが大繁殖して杭や護岸にびっしりと付いているので、フジツボと同じくそれにラインがすれると簡単に切られてしまいます。
 そこで、できるだけ乱杭から離して、ラインを出さずにやり取りする方式にしたのです。
実は、1ヶ月ほど前にこの下流の乱杭の際で一度竿を出したのですが、その時4回のアタリが出たのですが、ことごとく乱杭に入られ惨敗したのでした。
 さて、ポイントに着くと、オモリを投げてカケアガリの位置を確認し、コマセを入れて夜釣りの開始です。
 すると、日付けが替わってからアタリが連発し、65cmと91cmの野鯉をゲット。
翌日、水中カメラで様子を見ると、野鯉だけでなくニゴイやフナにウグイにオイカワと色々な魚種が姿を現し、挙句の果ては嫌われ者のアカミミガメまで寄って来ました。
 その後、75cmの野鯉を追加し、終了…
アングル式竿立てを使用して、ドラグを締めてラインを出さずにアタリを待つ作戦は、大成功…
 後は、本番に何処で竿を出すのか思案のしどころです。